キュウリとミニトマトの栽培に取り組む、谷貝地区の若手農家さん

茨城県桜川市 真壁

いいずみ たかゆき

飯泉 貴行

サラリーマンとして大手のサッシ・建材・住宅機器メーカーで働き、29歳の時に家業である農家を継ぐ。

一どんな活動をしていますか?

農家として、主にキュウリやミニトマトの栽培に取り組んでいます。
元々祖父がキュウリ農家だったので、私の代でも継続をしてキュウリの栽培と出荷をしています。
1年間のスケジュールとしては、12月~7月と8月~11月が、キュウリの種まきから収穫までの期間になります。

ミニトマトの方は、栽培をはじめてから今年で5年目になります。
ミニトマトは1月~8月が、種まきから収穫までの期間なので、ちょうど今〚取材日は7月15日〛が収穫時期の終盤になります。

一はじめたきっかけはなんですか?

29歳まではユニットバスなどを製造する大手のサッシ・建材・住宅機器メーカーで仕事をしていましたが、私が長男だということもあって、家業である農家に就農をしました。

農家はサラリーマンと違って、自分の裁量で仕事量の調整ができる事と、自分のやりたい工夫をすぐに挑戦できる所が良いです。だからといって仕事をサボってしまえば、それがそのまま作物に反映されてしまいます。(笑)

1日中ビニールハウスの中で農作業をしていることもあるので、同業者と作物を栽培するノウハウを共有できない所が難点かもしれません。

  • 現在は7種類以上の品種のミニトマトを育てています。
    品種によって味も食感も変わるので、たくさんの方に食べてみてもらいたいです。

  • 鈴なりにできている中玉トマト。
    トマトの味が濃く、ジューシーでとても美味しいです。

一農家だからこそ大変なことはありますか?

今年の梅雨は雨が多く、日照不足になっています。その時の気候に合わせて対策をすることが農家には重要な仕事です。

特に近年増えている大型の台風は、キュウリやミニトマトの栽培には欠かせないビニールハウスを壊してしまいます。
ビニールハウスを壊されることで膨大な損害がでてしまうので、台風の前は入念に対策をしなければまりません。

一今後の目標を教えてください

現在たくさんの品種のミニトマトを栽培しているので、このミニトマトを地元真壁のレストランやカフェで扱ってもらえるようになりたいです。

アピールポイント

この品種のミニトマトは、糖度が高く皮も薄いので、フルーツを食べるように楽しむことができます。

-コーディネーター紹介-

品種ごとにこんなにも違いがあるのか!と驚かされました。

ID 茨城県桜川市

はぎわら りく

萩原陸

2019年3月に武蔵野美術大学を卒業。
4月から桜川市の地域おこし協力隊として移住。