この地域を錆びさせない

長野県筑北村

ミヤシタ セイイチ

宮下 誠一

1956年1月2日生まれ。長年、国家公務員として勤務した後、早期退職し、元々直売所に野菜を出荷していたこともあり、現在のまんだらの庄利用組合の組合長に推薦され、H25年から現在まで、まんだらの庄利用組合の組合長を務めている。組合長以外には、農業もしており、米(はぜかけ米を含む)、そば、野菜(玉ねぎ、ねぎ、白菜、ナス、キュウリ)を栽培している。

一どんな活動をしていますか?

 直売所に関しては、会議やイベントに出席するのが主な仕事です。特に、4月の総会から始まって、5月はGWの期間中に春の山菜の販売のお手伝いをしています。また、8月はお盆用の花の販売のお手伝い、11月の中旬には野沢菜の販売のお手伝いをしています。イベントでは、そば祭りや、筑北サッカー場のオープン記念イベント、独楽寿司八王子店、相澤病院まで農産物の出張販売を行っています。また、今年から、日穀製粉(株)からインターネットで農産物の販売を始めたいという要請を受けて、月一回34箇所ほどに、インターネットを通して農産物を販売し、その品目選びやその手配などをしています。

一はじめたきっかけはなんですか?

 国家公務員を平成23年に早期退職し、その二年後に、元々直売所に農産物を出荷していた縁もあり、組合長に推薦されたのがきっかけでした。
 農業に関しては、元々家の農業の手伝いを土日中心にしていたが、それが自分の代に任されてから、自分のできる範囲で、本格的に取り組むようになりました。

  • 坂井の体育施設の管理人も務めている。 草刈りが主な仕事で、刈る箇所が多く大変だという。

  • 直売所「まんだらの庄」。四季折々の採れたて野菜や果物、山菜、天然きのこや、地元農家の手作り漬物、おやき、豆腐、おかき等の加工品も所狭しと並んでいます。

一一番大切にしていることはなんですか?

 直売所では、なるべくたくさんの方にご利用していただけるような、品目選びをすること。また、品ぞろえも考えながら、農家さんとも話し合いながらより良い環境を作っていく事を大切にしています。
 農業に対しては、安心安全な農業をやろうと思っているので、農薬を使わないような農業をやるように心がけて、安心安全な農産物をお届けすることを大切にしています。

一今後の目標を教えてください

 直売所の売上減を食い止め、もっと直売所を盛り上げるような工夫をして、良い状況を維持できるように、商工会とも連携をしながら、外部の知見も前向きに取り入れていきたいと思います。
 農業に関しては、高齢化が進んでいることもあり、荒れてしまう土地が増えてしまう現状があるが、自分の手伝える範囲で、地域の農地を荒らさないように、声掛け等もしながら地域の方と協力して、貢献していきたいと思います。

アピールポイント

坂井は自然が豊かで農産物もおいしく、空気もきれいで過ごしやすいところなので、是非一度訪れて欲しいです。

-コーディネーター紹介-

ID183 長野県筑北村

ちくほくむらちいきおこしきょうりょくたい

筑北村地域おこし協力隊

筑北村地域おこし協力隊