筑北村出身、筑北村育ち!普段は薬剤師のちょっとやる会代表が考える、筑北村が"ちょっと"よくなるために必要なこと

長野県筑北村

タマイ マサヒコ

玉井 政彦

筑北村生まれ、筑北村育ちの生粋の筑北村人。職業は薬剤師。 自身で薬草の栽培も行う。

一どんな活動をしていますか?

坂井ちょっとやる会という村おこし団体の代表をしています。筑北村全体を楽しく、元気にできれば!との思いで活動しています。具体的には、月に一度の例会と、数回イベントを開いています。具体的には健康茶と薬草のワークショップを開いたり、地域の親子を集めて行う料理教室を行っています。PTA作業の協力など、村民の交流場をつくることを大切に活動しています。

一はじめたきっかけはなんですか?

もともとは4年半前、前村長さんが計画した『里の駅構想』のワークショップに参加したことがきっかけでした。 ひょんなことから知りあった役場のタキザワさんからお誘いを受け、そこで各地域1人代表をだすことになり、そこで誰もやる人がいないならと、グループのリーダーを引き受けたことがこの団体の始まりです。 何度か活動を行い、残念ながら構想自体はなくなってしまいました。しかし私自身、せっかく話が盛り上がったのに、このままなくなってしまうのは勿体無いなーと思っていましたので、その意志を引き継ぐ形でこの団体を立ち上げました。

一一番大切にしていることはなんですか?

継続力ですね。この団体の名前にもあるように『ちょっとやる』ことを大切にしています。メンバーは基本的にお勤めしていたり、家事や農作業で割と忙しいんです。(笑) メンバーもご高齢の方も多く無理に頑張りすぎちゃうと疲れてもうやりたくない!ってなっちゃう。(笑) なので、無理のないようにみんなで楽しくコツコツと進めていきたいと考えています。

一今後の目標を教えてください

自立したコミュニティスペースを作りたいです。 またそれを薬局で作ってみたいと思っています。(笑) 現状この村では病院も減るいっぽうで、薬をとりにいくのはお年寄りにとって足も少なく、大変手間のかかる状況です。 なので、この薬局がその橋渡しの役になれればと考えています。 また、ただの薬局で終わるのではなく、そこで村民が集まる交流の場を作りたいとも考えています。 例えば、 隣村の青木村に、ある診療所があって。そこの待合室では、お年寄りがお菓子とお茶ポットをもってきて、"勝手に"交流が始まる場所になっているそうです。 僕はまさにそういう"勝手に"交流が始まる場所をつくりたい。 薬局であれば、皆薬を取りに来るという共通の目的があり、人が集まりやすい。 いま坂井ではランチを食べられる場所も少ないので、そこで食堂でも開けたら最高だなと。(笑) でもぶっちゃけこれは自分のためでもあって。 自分が80歳になった時に薬をとりに行くのが面倒なので、いまのうちにそういう場所が作れたら、年をとっても楽しめそうだなと。(笑)

アピールポイント

-コーディネーター紹介-

ID183 長野県筑北村

ちくほくむらちいきおこしきょうりょくたい

筑北村地域おこし協力隊

筑北村地域おこし協力隊