一どんな活動をしていますか?
「All about 蔵」のオーナーとして開店前の準備と14:30~16:30のカフェの時間にお店で働いています。オーナーとして仕事をする傍ら、息子が継いだ実家の呉服屋の手伝い、また、行政の民生委員として地域に住む人達に密着した福祉活動の担い手としても活動しています。
一はじめたきっかけはなんですか?
30年程前、商工会の青年部の部長をしていました。その当時、部員8人くらいでビアガーデンを北斎公園で開催していました。金曜日、土曜日限定でテーブルを10個、椅子を50席程の規模で開催していましたが、規模は徐々に大きくなり5年程続きました。評判が良く続いている中で、今後も常設でビアガーデンのようなことをしたいと思いました。ちょうどそのタイミングで農業協同組合の移転にともない米蔵だった蔵が空くということを聞き、蔵を使用したお店を開こうと考えました。最初は、みんなでやろうかという話にもなりましたがなかなか難しく、それなら自分がやろうということで約10年前にお店を開きました。
約90年前に建てられた石蔵の重厚な雰囲気をできるだけ残したいと思っていましたので、厨房とロフトのみ改装し、ほかはありのままにしています。
一一番大切にしていることはなんですか?
地産地消を心掛けた食事の質・味はもちろんですが、スタッフの対応・サービス(おもてなし)にも満足してもらえるようにスタッフ一同お客さんへの心遣いを大切にしています。そして、お客さんとのつながりを大切にすることで、食べて終わりではなく、記憶・印象に残り「また来たい」と思ってくれるお店にしたいと思っています。
一今後の目標を教えてください
地域の人達が集まってくれる場所にしていきたいです。年齢関係なく若い方から年配の方まで誰もがワイワイと賑わい、交流ができる。そんな場所にしていきたいと思います。そのためにも店内には交流ができるように大きなテーブルを用意してます。
また、市外から訪れる方と地元の方との間で交流が生まれ、輪が広がっていく。そのようなつながりが生まれる場所にもしていきたいと思います。
アピールポイント
「みんなで賑わい、交流ができるように」と羽生さんの想いが込められた店内中央に陣取る一枚板の杉のテーブル。
-コーディネーター紹介-
石蔵の落ち着いた雰囲気の店内にはジャズが流れ、食事やcafeに訪れるとずっと居たくなる気持ちに。地域の人たち、市外から訪れる人たちなど多くの人が集まる場所(交流の場所)になってほしいという気持ち・想いを強く感じた。新たな輪が広がってくと同時に誰からも親しまれるお店にこれからもなっていくこと間違いないだろう。