心身ともに健康で人生を楽しく！

一どんな活動をしていますか？

　潮来市日の出地区にあるレンタルスペース・ホリスパリティを経営をしています。
　当店ではマクロビオティックを意識したオーガニック商品を中心に調味料やお菓子等の飲食品、また石鹸や洗剤などの商品を揃えて販売や週１回オーガニック食品を用いたランチの提供を行っています。他にもオーガニック商品を利用した実生活に役立つ料理教室や、アロマ教室、藍染体験の教室を開催しています。またレンタルスペースを併設してナーラーヨガやタロット講座などの各種セミナーや施術会などを開催しています。
　他にも「潮来 TAIKO club」という和太鼓サークルで月2回程度の練習と市内外のイベントで演奏をする活動をしています。青梅マラソンの応援太鼓や、先日あやめ園で行われた「月まつり」でも演奏させていただきました。

一はじめたきっかけはなんですか？

　自分の子供を出産をしたときに、母乳育児に取り組みましたが上手くいかずに食事の改善などを手さぐりに行っていました。しかし、このように母乳育児に悩んでいることを周りに相談できる人がいなかったので、SNSを利用して「自然派育児サークル」を立ち上げたんです。そこでサークルを立ち上げるからには「代表として知識をつけたい」と考えていたときに出会ったのがマクロビオティックという食事療法でした。マクロビオティックとは自然食を活かした食事療法でオーガニック商品などを用います。しかし、私が育児に取り組んでいた時にオーガニック商品を手に入れようと思ってもなかなか手に入れにくい状況でした。そこで自然食品を知ってもらい、気軽に買いに行ける環境を作りたいと思い「ナチュラルショップくるむ」の開店に踏み切りました。
　和太鼓サークルは以前千葉県内に住んでいた時、活動をしていて地元に帰ってきて潮来を和太鼓でもっと元気に活性化したいと思い昨年「潮来 TAIKO club」を立ち上げました。

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  くるむを一緒に運営している坂本みさをさんとカウンターでの一枚。
  ２人の笑顔がゆったりとして癒される空間となっていました。

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  普段の生活では見慣れない商品が並びます。
  オーガニックという言葉は知っていても商品を直接手に取って買うことができる安心感があります。

一一番大切にしていることはなんですか？

　こだわりすぎないことを大切にしています。こだわりすぎてしまうと偏りが出てしまい他のことを否定することになってしまいます。偏りが出ると許容範囲が狭くなってしまい心身は必ずしも健康にはなりません。マクロビオティックを完璧にやろうとして無理に我慢してしまうとストレスにもつながり、結果的にストレスが病気を招いてしまうこともあるでしょう。せっかく健康のためにやっているはずのことが逆効果になってしまっては意味がありません。いろんなことを受け入れて「人生を楽しむこと」が何より大切だと考えています。
　和太鼓は運動量も激しくて大変なことも多くありますが、「体の芯にダイレクトに響く音」を感じることができ、演奏をした時の爽快感が非常に気持ち良いです。

一今後の目標を教えてください

　潮来の活性化につながる活動をしていきたいです。日の出地区にお店はありますが、日の出地区に限定するのではなく潮来市内のつながりを大切にしていくことが必要かと思います。マクロビオティックや当店で行っている各種セミナーは一見ハードルが高いものかと思われがちですが、決して難しいことではなく誰でも気軽に取り組むことができる環境作りをしたいです。
　また、防災を意識した活動もしていきたいと思います。日の出地区は東日本大震災で液状化の被害が大きかった地区でもあります。今は工事が進み整備されてきましたが被害を受けた地域だからこその経験を伝えていきたいと思います。例えば、着衣水泳の体験などいざ災害が起きた時の訓練を教育機関も絡めてやっていくことが必要かと考えています。
　和太鼓についてはメンバーがまだ少ないこともあり若いメンバーを増やして、地元の人にもっと活動を知ってもらい潮来の活性化につながるようにしたいです。