織物技術の背景にある豊かな物語を大切に 伝統と日常が融合した暮らしをつくる

群馬県桐生市

イノウエ ヨシヒロ&シノブ

井上 義浩 & 忍

1300年の歴史がある桐生織の伝統を受け継ぐ織物製造会社の4代目夫妻。

一どんな活動をしていますか?

1300年の歴史がある桐生織の伝統を受け継ぐ織物製造会社の4代目夫妻。 伝統産業を守るだけでなく、織物を身近な生業のひとつとして感じて欲しいという想いから「織物で暮らしを彩る」をテーマにした生活雑貨のブランド「OLN」を設立。 質の高いジャガード織の技術を生かしたラインナップは、都内のバイヤーからも注目を集め、日本の手仕事を集めたセレクトショップなどにも商品が並ぶ。 生活を優しく包み込むようなデザインに込められた独自の視点や感性が、伝統産業の次のロールモデルとしても注目を集め、ラジオ出演やイベントへの登壇など、さまざまなメディアからのオファーも増えている。

アピールポイント

-コーディネーター紹介-

ID13 群馬県桐生市

ほしの あさみ

星野 麻実

子育て世代支援・街づくりを行うNPO法人代表。桐生市総合戦略推進委員会委員。市内中心部にオープンさせたコワーキングスペースを基点に、市民を先生役にした子ども向けの体験プログラムのコーディネート、クラウドソーシング事業者と提携した女性の在宅就労支援、地域情報をまとめたポータルサイトの運営、地元産品を集めたカタログギフトの企画などを幅広く行う。「子どもたちに誇れる地域の未来をつくりたい」という想いで、市民レベルの視点を持った取り組みが特色で、人と人・人と地域をつなぐプラットフォームとしての役割を確立しつつある。その認知は地域全体に広がり始め、困りごとや新しいアイデアの相談のために、コワーキングスペースを訪れる市民も増えているという。