セグウェイで「くにの松原」と「人」をつなぐ

鹿児島県大崎町

トヨダキョウヘイ

豊田教平

NPO法人 湾岸こっち隊  セグウェイインストラクター 1981年7月24日生まれ 鹿児島出身。 趣味はレザークラフト。

一どんな活動をしていますか?

日本の白砂青松100選のひとつ「くにの松原」にてセグウェイによる松林のガイドツアーを行っています。年間200~300人の人が来てくださっています。 その他にも県内のイベントでセグウェイの試乗会もしています。

一はじめたきっかけはなんですか?

最初は道の駅にある観光案内所をするためにNPO法人湾岸こっち隊を設立しました。 観光案内所をしている時から観光資源が少ないなと感じていて、1つでも観光資源を増やしたいなと思っていました。 大崎町自体がゴミのリサイクル率日本一(2016年現在は9年連続で日本一)で環境にやさしいエコな町なので、エコな町でエコな乗り物に乗り自然の中を体験できたらどうだろうかと考えました。「エコな乗り物って何だろう?」と考えた時に当時出始めだったセグウェイを思いつきました。「セグウェイは電気で走りますし、目も惹くだろう。」そう思いセグウェイによるガイドツアーを始めました。

  • オフロード仕様のセグウェイ。通常のセグウェイに比べ、タイヤ幅が約2倍もあるので不安定な道でも安心して走行できる。

  • セグウェイガイドツアーでの一枚。参加者も楽しそう。

一一番大切にしていることはなんですか?

くにの松原を知ってもらうこと。知らないことにはどうしようもないので。 高校を卒業して福岡へ出たんですけど、いったん外に出て戻ってきたときに改めて 「やっぱりくにの松原って大きいんだな」って思ったんですよ。それがずっと頭に残っていて。 観光という仕事に就いたときに改めてくにの松原を知ってもらいたいと思いました。 セグウェイガイドツアーに来る人の目的は大半がセグウェイに乗ること。 ですから、どうしてもそっちがメインになってしまいます。 あくまでもこちらはガイドを目的としているので話し方などを工夫して、 くにの松原に興味を持ってもらえるようにしています。 アンケートをみて「最初は全く松林に興味が無かったけど、ガイドを聞いたら面白くて興味が湧きました。」と書いてくれる人もいました。 やっぱりそういうのを見ると嬉しいですね。

一今後の目標を教えてください

今後もっと、この松林の中に人が入ってきてくれるようにしたいです。 キャンプ場を利用する人以外はあまり訪れていないのが現状です。 くにの松原自体は素晴らしい観光資源です。しかしそれを活かしきれていないのが現状。 芝生広場も整備されキレイになっているので松林自体を活用して、 人が入ってくるシステムができればいいなと思います。 セグウェイはそのキッカケづくりになればいいと思っています。 芝生広場もキレイですし音楽フェスなんかができたら楽しそうだなんて思いますけどね(笑)

アピールポイント

キャンプ場内にある展望遊具からは松林や志布志湾、運が良ければ都井岬まで見ることができます。

-コーディネーター紹介-

くにの松原は本当に大きくて壮大です。 目の前に広がるのは木漏れ日が心地よい松林。波の音も聞こえ心が安らぐ場所でした。 実際にセグウェイガイドツアーを私も体験してきました。 豊田さんの説明はわかりやすく、あっという間に時は流れていきました。 温厚な性格の豊田さん。とても話しやすいのでついついアレコレ聞いてしましました。 音楽フェスは僕もやりたいので、ぜひとも実現したいですね。 豊田さんありがとうございました!

ID80 鹿児島県大崎町

やまもとそうた

山本創太

1993年1月生まれ。千葉県出身。 2016年4月より鹿児島県大崎町にて地域おこし協力隊として活動中。 ”誰よりも大崎町を楽しむ”をモットーに日々生活をしております。