一どんな活動をされていますか?
地域活動コーディネーターとして、『花とみつばちの里』の支援活動やイベント開催をしています。その活動のなかで、最近では「ひまわりの迷路」を作っています。
地域おこし協力隊と協力して企画から行い、住民が使わなくなった田んぼを借りて、ひまわりを植えました。この活動は、きれいな景観や蜂の蜜源をつくることにつながります。ひまわりの迷路は8月に完成予定で、地域の子ども達と楽しめるイベントをします。将来的には人が見にくるものにしたいです。
一今やっていることについての課題はなんですか?
獣害被害とその対策です。地域課題について話し合うワークショップを行ったときに、約40名の住民が参加したなかで、1番の課題として挙がったのが「獣害」でした。
熊は来ないのですが、猿や猪に花畑を荒らされます。対策として、畑の周りにネットや電気柵を張っているのですが、大掛かりな手作業のためお金もかかるし、とても大変です。獣害が農業を離れる原因の1つになっていることを実感しました。
一課題を乗り越えたらどんな可能性がありますか?/ITを使ってできそうなことはなんですか?
地域のみんなが安心できる獣害対策です。今の獣害対策は、アナログで畑の四方に手作業で柵を張っているので、体力的、金銭的にとても負担がかかります。
ITを使った「確実性」があり、野生動物を殺さず「近寄らせない」という技術があれば、地域のみんなが安心して農業ができると思います。
他に、君谷は地域のコミュニケーションが濃く、お互いを見ているのでいいところがたくさんあります。例えば、私は野菜が作れないので、地域の人が野菜をくれたり、農機具を貸してくれたりします。
何を持っていて、何に困っているのかが分かるので、助け合うことができます。お互いを信頼しているからこそ、あの人に貸してあげる、私も貸してあげるということができています。
都会に比べるとプライバシーがないとも言えるかもしれませんが、信頼関係があるからこそ、地域で連携した獣害対策が行えると思います。そこに「IT」の技術が加わることで、新たな可能性、より強固な連携体制に繋がっていくのかなと思います。
一今後の目標はなんですか?
みんなが楽しめる交流の場をつくりたいです。
美郷町君谷地区は自然が豊かなので、それを活かせたらと思います。ひまわりの迷路のような花畑を作ることで、自分も楽しめるし、県内外、誰が来ても楽しめる交流の場を作りたいです。
また、『花とみつばちの里』の活動では、蜂の保有数を拡大し、君谷の養蜂を確立したいです。他には、地域の餅つき団体の手伝いや農業支援など、地域の人々の支援ができればと思います。
アピールポイント
『花とみつばちの里』の立ち上げに携わった面白さん。蜂のことなら延々と話ができるそうです。
悩みは、「面白」という名前のせいで初対面の人から「面白い」人と期待されること。
これからの季節は、夏祭りといったイベントの準備で忙しくなります。
私の周りでは立て続けに3人程、入院しているので体調に気をつけて、美郷町の期待の星として一層、活躍していただきたい。
-コーディネーター紹介-
株式会社VSN 地方創生VIメンバー

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