真壁の風情ある街並みを映し出す 切り絵作家

真壁

たけふた としお

竹蓋 年男

1960年 日立市出身 2003年 学習塾の講師として真壁へ赴任する 2007年 独学で切り絵をはじめる 

一どんな活動をしていますか?

本業は学習塾の講師をしています。

本業である講師の傍ら、切り絵作家としての活動もしています。

一はじめたきっかけはなんですか?

2003年に真壁へ講師として赴任してから、重要伝統的建造物群保存地区の街並みや祭りに関心を持ち、写真を撮りはじめました。

そこで、より良く真壁の魅力を伝えられないか模索した末に切り絵と出会いました。

切り絵の表現と真壁の建築物はとても相性が良いので、切り絵をはじめた当初は建築物を対象にした作品を多く作りました。




  • このヤマザクラをモチーフにした切り絵は、桜川市の姉妹都市であるブルガリア共和国シリストラ市へ寄贈された作品です。

  • 特注で作られた商売道具のデザインナイフ。

一一番大切にしていることはなんですか?

切り絵作品を作っている理由は、市外の方に作品を通じて真壁の町の良さを知ってもらう事と、学習塾の生徒たちが自身の生まれ育った真壁を誇りに思ってもらいたいからです。

2011年の震災以降は、復興に尽力する地域住民の方をモチーフに作品を作るようになりました。

お世話になった真壁へ、恩返しの気持ちを持って作品を作っています。

一今後の目標を教えてください

近いうちに桜川市を離れる日が訪れるので、今は頼まれた目の前の仕事を頑張ってこなしています。

月に一度「真壁切り絵の会」で指導をしている。

-コーディネーター紹介-

僕が今桜川市に住んでいるのも、大学時代に竹蓋先生から地域おこし協力隊の紹介をして頂いたことがきっかけです。しっかりと竹蓋先生のスピリットを受け継ぎたいと思います。

D: 桜川市

はぎわら りく

萩原陸

2019年3月に武蔵野美術大学を卒業。
4月から桜川市の地域おこし協力隊として移住。