キャビア・チョウザメ肉の文化を伝えたい

真壁

はくた まさお

白田 正男

真壁出身 建設業に従事する傍ら、チョウウザメの魚肉とキャビアのブランドを設立

一どんな活動をしていますか?

チョウザメの養殖を行い、その魚肉とキャビアの生産をしています。
筑波山の地下水を汲み上げ、ろ過した水に酸素を加えて養殖しています。

一はじめたきっかけはなんですか?

数人の有志でつくば市を拠点にして、チョウザメの稚魚を養殖を行い、キャビアを作る会社を立ち上げました。
現在は真壁でもチョウザメの養殖をしています。石材業で使っていた工場を利用し、飼育をしています。
建物が使えることや井戸水を利用できることなど、条件が整っていたためこちらの工場で飼育をしています。

  • 「レストキャビン古民家 スタージョン」にて、飼育されているチョウザメを見る事ができます。

  • チョウザメの肉は、古くから中国では食材として利用され皇帝への献上魚でした。

一一番大切にしていることはなんですか?

オスとメスを判別するまでに、稚魚から育てて4年もかかります。
メスの場合さらに、そこから4年経つまで卵を保有しません。

こうした長い年月をかけて養殖し、キャビアを生産することにやりがいを感じています。

一今後の目標を教えてください

チョウザメからキャビアのとれる期間は11月~2月で、少しでもタイミングを間違えてしまうと過熟してしまい販売ができなくなってしまいます。
少しでも検卵の精度を高められるように日々研究しています。

「レストキャビン古民家 スタージョン」では、チョウザメの肉を使った料理を提供しています。

-コーディネーター紹介-

遠い存在だと思っていましたが、チョウザメがこんなに身近で養殖されていたことに驚きました。

D: 桜川市

はぎわら りく

萩原陸

2019年3月に武蔵野美術大学を卒業。
4月から桜川市の地域おこし協力隊として移住。