茨城県立真壁高校インタビューvol.2 環境緑地科

 

 

真壁高校環境緑地科は全国から生徒を募集しています

一真壁高校の環境緑地科はどんなところですか?

担任の先生:「石の街真壁」で石材について学べる2つのコースを設置しています。<地域産業コース>では真壁の産業である石材加工や造園の技術を習得し、地域で活躍する人材を育成します。<理数工学コース>では農業土木に関する知識・技術を習得し、農学系・工学系大学への進学を目指すとともに、将来の地域を担う土木技術者を育成します。
明治42年開校の真壁町立農学校からの、112年にわたる歴史と伝統を継承し、全国募集を行っているのが私たちの環境緑地科です。


一なぜ環境緑地科を目指しましたか?入学してから今までの感想は?

Aさん:全国募集に応じて県外から通っています。朝5時13分発の電車に乗って通っていますが真高はすごく楽しいから苦になりません。真高を選んだきっかけは、中学の進路指導の際に石屋さんを目指したいと希望したら、先生が真高の環境緑地科を勧めてくださったんです。入学後馬術部に入部しましたが馬との出会いも素敵でした。真高に入学して本当に良かった!
Bさん:私は桜川が大好き。家から近いし進学にも有利だと思い環境緑地科を選びました。桜川市って自然豊かで文化・伝統のまちで、謡曲「桜川」の舞台なのが誇りです。桜川で素敵な仲間と一緒に学べて好きな部活にも全力で取り組んでいます。

一生徒さんに好評ですね!もう少し詳しく環境緑地科を教えてください

全国募集は、かつて宇都宮市などからも受け入れた実績があります。下宿先の確保などが課題ですが、石材を学びたいと願う生徒を受け入れていきたいです。
2年生時には、現役の石材業や左官業、土地家屋調査士の方に教えていただく機会を設けるなど充実したカリキュラムとなっています。
資格を取りたいという生徒の声に応えた指導をしており就職に強いと自負しています。就職先としては製造業や建設業が多いですが女子生徒が美容師になるようなケースもあり、多様な進路に応えられるよう丁寧に取り組んでいます。
これまでは就職が多い傾向でしたが、現在の2年生は大学や専門学校への進学希望が増えています。私たちは、進学する場合も農業系・工業系大学に限らず幅広く選択できるよう指導しています。
現在中学生のみなさんが受験してくださることを期待しています。

県外から通学している生徒さんの笑顔が輝いていました。毎日午前5時13分発の電車に乗って通学し授業が終わったら全力で部活に打ち込む日々。それは、有意義で楽しい学校生活を送っていなかったら続かないと思います。信頼できる先生たち、助け合える仲間がいるから素敵な笑顔なんですね!環境緑地科で学ぶ生徒さんたちはまぶしいくらい輝いていました!

-コーディネーター紹介-

ID 桜川市

たなかみずほ

田中瑞穂@アニメ好き

2020年2月1日から茨城県桜川市で地域おこし協力隊として活動しています。アニメや漫画が好き。愛車はCOPEN。イベントには三毛猫の着ぐるみで参加することも!仲良くしてやってください(・∀・)
http://sakuragawa.blog.jp/