普段は行政マン!!現役Vリーガー、その正体とは?!

長野県上伊那郡南箕輪村

オサダ ツバサ

長田 翼

1993年4月30日生まれ。現在、バレーボールプレミアムチャレンジリーグⅠ部(VリーグⅡ部相当)の長野VCトライデンツ(南箕輪村拠点)で活躍する現役Vリーガー。平日は南箕輪村役場財務課に勤務し、税務を担当。夜はバレーボールの練習、土日祝日は遠征や試合を送る日々。出身は静岡県静岡市。ポジションはセッター。

一どんな活動をしていますか?

 普段は南箕輪村役場財務課財務係で勤務しており、主に家屋評価などの固定資産税を担当してます。平日は朝8:30から夕方17:15まで役場で働いた後、夜19:00から21:00までバレーの練習をします。シーズン中の一週間のスケジュールは月曜日がフィジカルトレーニング、火・水曜日がチーム練習、木曜日が唯一のオフです。 練習場所は村民体育館や南箕輪中学校が主です。遠征がある場合は金曜日が移動日となります。遠征先で練習して、土日に試合に臨みます!去年の成績はチャレンジリーグⅠ部(VリーグⅡ部相当)で3位でした。あと一歩でプレミアムリーグⅠ部と入れ替え戦だったのですが。また来季、頑張ります!

一はじめたきっかけはなんですか?

 バレーボールを始めたのは中学校からです。小学校は全校生徒50人弱だったので、スポーツ少年団がなく、特にスポーツを習っていたわけでもありません。始めたきっかけは先にバレーボールをやっていた兄の影響ですね。よく、兄の試合を見に行っていたんですよ。何か惹かれるものがあったんでしょうね。あとは自然な流れでバレーボールを始めました。  中学時代は静岡市の大会でベスト8。そんな強豪チームにいたわけではありません。高校は地元の商業高校に通いました。そこでは県の大会で準優勝するまでに上り詰めました。でも自分スタメンじゃなかったです。(笑) 大学でもバレーボールを続け、1年生の時から正セッターを任さました。そこでの活躍が認められ、長野VCトライデンツの笹川現監督からお声掛けいただき、トライデンツに入団しました。  現在、縁あって南箕輪村役場に勤めてます。私たちが所属するプレミアムリーグはプロリーグではありますが、社会人リーグでもあります。選手のほとんどが企業に勤めてるサラリーマンです。みんな日中はお勤め先の業務をこなし、夜の練習に参加します。なかなかのハードスケジュールですが、楽しみながら活動してます。

  • 平日は役場仕事をこなします。一番窓口に近いところにデスクがあるため、迅速な対応を心掛けます。

  • 平日夜の練習風景。さすがは現役Vリーガー選手。体の仕上がりが違います。

一一番大切にしていることはなんですか?

 行政マンとしてのやりがいは、村の人のために働けることです。やれることは限られてますが、その中で自分ができる最善のことを尽くします。そんなとき「ありがとう」という言葉をいただけると嬉しいですね。  バレーボール選手としては、やはり応援してくれる人に応えてあげること。それが一番尽きると思います。ここまで支えてくれた両親、そしてバレーボールの存在を教えてくれた兄弟。指導してくれた中高大の恩師。そしてファンの方々。今、自分がここにいるのは、こういった方々が応援、支えてくれたおかげだと感じてます。その人たちに自分が活躍している姿を見せることが一番の応えだと考えています。  こだわりはなに?と聞かれたときに、これがこだわりと言って良いのか分かりませんが、『プロ』としての自覚、意識を常に持つことです。私たちは常に周りから見られる存在です。そして、バレーボールをしている人たちの憧れの存在でもあります。そんな人が私生活、普段の仕事がだらしなかったら、いやになりますよね。そのようなことがないように常に『プロ』としての意識を大切にしています。また行政マンとしての仕事でも、間違った仕事・行いをしなように心がけています。 

一今後の目標を教えてください

 チャレンジリーグで優勝すること!これは私の目標でもあり、チーム全体の共通目標です。達成できるよう、頑張ります。そして、プレミアムリーグⅠ部との入れ替え戦に 勝利し、Ⅰ部昇格を目指します!長野県初のバレーボールプレミアムリーグⅠ部所属をこの南箕輪村で作っていきたいです!

アピールポイント

 今年度のリーグ戦はすでに終了しましたが、私たち長野VCトライデンツはもう来季に向けて始動しております。来季も長野県でのホームゲームを予定しております。ぜひ、一度試合会場に足を運んでみてください。 ↓VC長野トライデンツFacebookページ↓ https://www.facebook.com/vcnaganotridents/?fref=ts

-コーディネーター紹介-

 年齢が近いこともあり、公私ともに仲良くさせてもらっている翼くん。私が在籍していた高校もバレー部が強豪だっただけに、バレーフリークでよく盛り上がります。(自身がいたバスケ部は弱小でした(泣))  幼い頃の将来の夢「プロスポーツ選手」と表現する子どもはたくさんいます。それを実現できる人はほんの一握りです。相当な努力と中身の濃い時間を過ごさなければ到底なれることができないと思います。それだけプロ・社会人選手になることはとても難しいことです。  やっぱり、プロ選手ってかっこいいなと感じた取材でした。

ID146 長野県上伊那郡南箕輪村

うちやま ゆうすけ

内山 祐輔

1989年9月7日生まれ。九州は宮崎県宮崎市出身。高校時代まで宮崎県で過ごし、大学進学を機に上京。大学では経済学を学び、地元宮崎県の元知事東国原氏の影響で「地域ブランディング」について研究。大学卒業後は都内の中堅印刷会社に就職。4年間営業として勤める。今後の生活を考え、奥様の地元でもある長野県上伊那郡南箕輪村に移住を決意。そこで地域おこし協力隊に従事し、新直売所のオープンのため日々奮闘している。小学校時代からバスケットボールを嗜み、現在もたま~にやっている。 ↓南箕輪村地域おこし協力隊Fbページ↓ https://www.facebook.com/minamiminowa.vill.kyoryokutai/