施主と職人を直接つなぐ 暮らしに寄り添ったプラットフォームを構築

群馬県桐生市

オオハシ トモタケ

大橋 知岳

家相をふまえた空間設計を強みに、「建てたい」「始めたい」人に寄り添う建築プロデューサー

一どんな活動をしていますか?

家相をふまえた空間設計を強みに、「建てたい」「始めたい」人に寄り添う建築プロデューサー。地元商店街の中心部で「衣食住の職人を紹介するカフェ」を運営している。カフェには、各職能に長けた職人の紹介ブースが設けられ、窓口では新築工事から小さな改修工事まで、施主のニーズに合わせた相談ができる。職人毎に分離して発注することで、コスト的な優位性が出ることはもちろん、職人のやりがいも増え、そこから生まれた施主との信頼関係が手厚いアフターフォローにもつながるというメリットもある。安心感を求める潜在ニーズに応えるプラットフォームとしてのその役割に、ますます期待が高まっている。

アピールポイント

-コーディネーター紹介-

ID13 群馬県桐生市

ほしの あさみ

星野 麻実

子育て世代支援・街づくりを行うNPO法人代表。桐生市総合戦略推進委員会委員。市内中心部にオープンさせたコワーキングスペースを基点に、市民を先生役にした子ども向けの体験プログラムのコーディネート、クラウドソーシング事業者と提携した女性の在宅就労支援、地域情報をまとめたポータルサイトの運営、地元産品を集めたカタログギフトの企画などを幅広く行う。「子どもたちに誇れる地域の未来をつくりたい」という想いで、市民レベルの視点を持った取り組みが特色で、人と人・人と地域をつなぐプラットフォームとしての役割を確立しつつある。その認知は地域全体に広がり始め、困りごとや新しいアイデアの相談のために、コワーキングスペースを訪れる市民も増えているという。