けん玉片手に地域おこし「茶んバサダー」りょうたろう!

静岡県島田市川根地区

ムラマツ リョウタロウ

村松 遼太郎

1985年5月生まれ 出身は静岡県焼津市。 福祉の仕事を辞めて、2016年2月から静岡県島田市川根町の地域おこし協力隊をスタート。 お茶とけん玉が趣味で、お茶の探求をしながら、川根にけん玉を普及させる活動を勝手にやってます。普段の主なる仕事は「移住定住」だよ。 好きな顔文字は(-⊡ω⊡)+ 好きな接尾語は(茶)

一どんな活動をしていますか?

それがねえ…説明難しいんですよ! ミッションとしては「移住定住」なのでJOINのイベントや各地の出張出店などで地域の顔として活動していたり、現地の案内やWEBサイト情報の更新もやってます。 もう一つは、空き家バンクも僕達、協力隊が関わっていて。実際には地域のNPO団体が空き家バンクの基本的な作業を受託していて、それをお手伝いする形。空き家バンクの情報をサイトにUPしたり、問い合わせに対して対応したり、物件案内も…ほぼ全部だね!笑  もちろん地域おこし協力隊として、地域の中にはいってお祭りやイベントなどにも参加して人とも関わってるよ。

一はじめたきっかけはなんですか?

前の仕事を辞めて、次どうしようかなとおもってたときに、見つけて楽しそうだな−とおもった。 実家の近くで募集していて、そのまま受けて定員2名でそのままぱっと決まってしまいました(-⊡ω⊡)+笑 きっかけ…っていうとねー。「楽しそうだった!」っていうのが一番だったかな。 前の仕事が鬱っぽくなってやめたばっかりだったので、転職先の情報とかペラペラめくっててもあんまり乗り気ではなかったんだよね。でもなんでか、協力隊は見たときに、なんかいいなって思ったんだわ。 協力隊といえば地域住民さんから「都会から来た人」っていうイメージをもたれやすいんだけど、実はすっごい地元民です笑 なので、だいたい方言はわかるよっ! もともと福祉の仕事をしていたから、県内で福祉の仕事をしてる知りあいは多いな。 老人ホームの相談員をしていました。なのでなんだかんだ、人の話をきく技術は磨けて来たかなと思ってて。今やってる空き家バンクでの相談とかにも役に立っているかな。

  • 浜松の駅前で行われたイベントで川根PRのために出店したときの写真。後ろでけん玉も販売しています。実はこれ、川根における「地域おこし協力隊」と「けん玉」を融合した初めての写真だと思う。 この技の名前は「うぐいす」です(-⊡ω⊡)+ この作務衣は中学2年のときから着てます。この頭に巻いている手ぬぐいは川根のお茶屋さん「朝日園」さんのオリジナル手ぬぐいです。

  • 地域おこし協力隊のブログで有名な「繋ぎ屋」さんより寄稿の依頼があったときにとったサムネイル写真。周りがすべて川根のお茶でかこってみました。そしてこれらすべて貰い物で、自分で買ったものは1つもありません。 地域の人から、「家作ってるからあげるよ〜」とか挨拶がわりにもらってるものがほとんど。 家の前でけん玉やってたら、お茶屋さんのおじさんが通りかかって、「おお!お茶いるか?」って気軽に渡してくれて、ドサッと5袋も。「実家にでも渡しておきな」とカッコイイことを言って去っていきました。

一一番大切にしていることはなんですか?

仕事、というか生き方として大切にしてることとしては、やっぱり楽しいと思えることをモチベーションの源泉にしたいな、っておもっているよ。人の役に立つからとかではなく、自分が楽しいからというのが根本だね。 そして、自分のやることに関しては「完璧にしすぎない」ことにしてる。100%自分でやらずに誰かに手伝ってもらうことだね。 こだわりは、「お茶」と「けん玉」と「餅つき」だね。 協力隊を始めてから、「お茶」っていうものに焦点を当てることになったんだ。老人会の会合にお呼ばれして、月1回お茶を飲む会がたまたまタイミングよくありまして。そこで1杯3,000円のお茶をいただいて、「えええええ!これお茶ですか!?」ってなったのが衝撃的。昆布か鰹節でも入ってるんじゃないかっていうほどの旨味に感動したんだ。これは、お茶って奥が深い!いろんなお茶を飲んでみたいってなったのがきっかけだね。 けん玉は保育園で働いてたときに、けん玉を教える機会があって、そこがスタート。面白くなってきてひとりでハマってたんだけど、YouTubeとか見ていていろんな技を見て研究してました。毎日30分〜1時間はやってたね。上手になってからは「りょうたろう先生のけん玉教室」なるものまでも開催されるようになって。今では、川根の協力隊として一人でけん玉の普及活動を行ってます。けん玉は頭のリフレッシュにもなると思うよ。 餅つきに関していうと、実家では当たり前についてたし、保育園でもやってたんだ。年3回はイベントであったので毎年コンスタントについてました。我流ですけど。自分の中では、餅つきは昔から当たり前にやってるものなので、みんなできるもんなのだと思ってたんだけど、おとなになってからああ違うんだな−と感じて。まあそのかいあってか、みんなからは重宝されています。いまは、妹の旦那さんに「餅つきのやり方」を教えているよ。

一今後の目標を教えてください

3年後の食い扶持につながるようなものをどんどん作り上げてそれに関わることがまず直近の目標かな。 「村松遼太郎」個人を見てもらえて、どんな小さなものでもいいから少しずつ僕に対する仕事が増えてくれたら嬉しいなと思う。 2017年の4月から、いまのNPO団体のオフィスから小学校に事務所がうつるんだ。この学校は地域の人が気軽に来れる場所として常時開放していく運営方法になるので、ここに僕も「地域の人」の一人としてこの場に入れればなーとおもってる。そこでいろんなことを提案して一緒にコミュニティを作り出せればいいし、これを機に地域との連携がもっと密になればいいんじゃないかな。 地域の小学校の授業とかにも地域の人が参加できるしくみがあるので、そこにもドンドン顔をだしていきたい。

アピールポイント

物々交換しませんか? いま、地域おこし協力隊のつながりを通じて、日本各地の名産品と川根の特産品の物々交換を行っています。 交換したものは大切に吟味しながら、堪能させてもらって、ブログにも紹介記事を書いています。
※個人ブログ「りょたろぐ」→ http://ryotaromm.com/

-コーディネーター紹介-

ID156 京都府南丹市

あいかわ じん

相川 仁

1986年8月17日生まれ。東京都国分寺市出身。現在は京都府南丹市で地域おこし協力隊として活動中。