一どんな活動をしていますか?
三重県尾鷲市梶賀町の地域おこし協力隊として、梶賀町の特産品である「あぶり」等の水産加工品の販路拡大をしようとしています。「あぶり」とは、梶賀町で100年以上前から作り続けられている魚の燻製のこと。海が荒れて食糧が届かないときのことを考えて作られた保存食です。 この「あぶり」をサービスエリアや東京にあるアンテナショップ「三重テラス」などにおいてもらったり、インターネットで購入できるようにしたりしました。 また、梶賀町の古民家をリノベーションして「網元の家」という場所をつくり、直接買える場所もできました。
一はじめたきっかけはなんですか?
東京でサラリーマンをしていたときに、地元である三重県にはいいところがたくさんあるのに、あまり知られていないなと思ったことがきっかけです。あとは中小企業診断士の資格をとったのですが、将来コンサルティングを仕事にしていきたいと思い、それにつながる人脈づくりができるような仕事を探していました。そのときに、梶賀町の地域おこし協力隊の募集を知りました。そのときの募集が梶賀町の特産品である「あぶり」等を売るというミッションだったので、ここで3年間修行したいと思ったんです。
一一番大切にしていることはなんですか?
今、梶賀町に暮らしながら仕事をしています。この町に何年も住むからには、よそから来たお客さんではなくて、町民としての意識をもちたいなと思っています。だから、町の清掃活動や行事なども、声をかけてもらったら、できるだけ参加していきたいなと思っています。
一今後の目標を教えてください
「あぶり」以外にも魚を使った加工品を商品化して、商品の幅を広げていきたいなと思っています。ここは、大敷(定置網漁)の町なので、魚が売れることで町全体が元気になっていくと思うんです。 あとは、今の活動は町の方のボランティア精神に支えられている面があるのですが、それが仕事として成立するような仕組みづくりがしたいですね。梶賀町が人のあたたかさだけでなく、経済的にも賑わっているような状態を目指したいです。特に30代、40代のお母さん世代の仕事がないので、新たな仕事が町の中で作れたらいいなと考えています。
アピールポイント
「あぶり」はインターネットでも購入可能だそうです。 とてもおいしいので、ぜひ試してみてください! クレジットカードでの購入ページはこちら https://spike.cc/shop/kajika_amimoto_no_ie