みんなが笑顔になる街づくりを!

栃木県矢板市

やいた としかず

矢板 利一

五重の塔からともなりくんまで何でも作れるシャープ出身のスーパーエンジニア。 「周りを楽しませるためにはまず自分が楽しむ」をモットーに矢板市の活性化の為に尽力している。

一どんな活動をされていますか?

矢板市のボランティアをしています。矢板市で主催しているイベント(八方ヶ原ヒルクライムレース)の運営や障害者施設でのクリスマスパーティの運営、創年大学ぶらぶらクラブで他の地域の情報を仕入れながら地域活性化のお手伝いをしています。参加者を楽しませて、自分も楽しんでいますよ(笑)。

一今やっていることについての課題はなんですか?

地域のイベント運営を手伝ってくれる若い人が少ないことですね。行政から大学に頼んで、若い人達が手伝ってくれているのですが、積極的に参加する人が少ないので困っています。また地域の産業である農業に関しても跡取りがおらず、お年寄りが自分で田植えや草むしりをしている状況なので、いつまでできるか分からないです。

一課題を乗り越えたらどんな可能性がありますか?/ITを使ってできそうなことはなんですか?

稲作農家が毎朝行っている水位や水温の確認を、ドローンを使って遠隔でするとか。人に依存している農業のやり方などをIoTでみんなができるようになれば、若い人たちも戻ってきてくれるような気がします。

一今後の目標はなんですか?

矢板市の農産物(米や野菜、果物)の価値を高めていきたいです。矢板の米はおいしいよ。

アピールポイント

シャープがいて盛り上がっていた時代から高齢化社会の現実まで色々とお話を聞き、地方の課題をリアルに感じることが出来ました。その中でも自分が出来ることを全力でやる。周りを楽しませるために自分が全力で楽しむ事の大事さを矢板さんの笑顔から感じることが出来ました。
地方×テクノロジーを進めていき、誰も見たこともない未来を実現していきたいと強く感じました。

-コーディネーター紹介-

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株式会社VSN 地方創生VIメンバー

株式会社VSNのメンバーが、「地方創生VI」という全国の自治体の課題解決を目指すプログラムで、現地で活躍するキーマンの方々を取材しました。