生まれ育った町を、賑わいのある町にしたい。

高知県いの町

たむら きしお

田村 樹志雄

いの町出身、JR西日本から経営コンサルタントを経て、地元に恩返しがしたいと、2013年に帰郷。シェアオフィスとカフェを併設した「KOKUBANプロジェクト」を立ち上げる。 https://www.kokuban-office.com/

一どんな活動をされていますか?

2019年10月にシェアオフィス「KOKUBAN Office & Cafe」を立ち上げて、いろんな面白い考えを持った人と企業や産業をつなぐ活動をしています。

始めたきっかけは、経営コンサルの仕事を通じて、地方の抱える問題を身近に感じたことです。自分の生まれ育ったいの町で、町の皆さんと町の力をあげていくことを目指しています。

一今やっていることについての課題はなんですか?

街の活性化につながる考えを持った人が少ないことに課題を感じています。いの町には面白い考えを持った人はいるし、光る産業、企業もあります。それを活かして、価値を考える人、戦略を考える人をもっと増やしていきたいです。

一課題を乗り越えたらどんな可能性がありますか?/ITを使ってできそうなことはなんですか?

人がつながるためのデータベースを作り、マッチングシステムを構築することで、地元の面白い考えを持った人や戦略を考えている人、また、地元の優れた企業同士をつなげることができそうです。

そうすれば、働き口を探すには高知県や都市部に出るしかないと考えていた、いの町の若者が地元で働くことができるし、あるいは他の地域から人を呼ぶことができる町になれる可能性があります。

一今後の目標はなんですか?

町全体で創造的な町を目指すことです。今回立ち上げるシェアオフィスには、カフェも併設しています。そこで町の人達同士や、企業と町の人達など、様々な交流が生まれる場所にしたいと思います。

そのために町の人達にいろいろなチャレンジのステージを用意してあげることができる場所を作りたいです。

アピールポイント

様々な経験・知識が、いの町にとってどれも必要な事で、田村さんは、これからのいの町にとってなくてはならない人だと感じました。

-コーディネーター紹介-

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株式会社VSN 地方創生VIメンバー

株式会社VSNのメンバーが、「地方創生VI」という全国の自治体の課題解決を目指すプログラムで、現地で活躍するキーマンの方々を取材しました。