地域を見守る!頼れる北仙道の大お父さん!

益田市

おくだ たかお

奥田 隆夫

益田市の種地区出身。86歳。北仙道地区には1970年頃に移り住み、その後は50年近く北仙道地区で暮らす。65歳まで建築会社に務め、退職後は2年間ほどシマネスクくにびき学園の健康福祉科に通う。現在に至るまで、社会福祉協議会、老人クラブ会、ボランティア会、自治会など、北仙道地区の各種団体の会長を歴任。最近は、北仙道の明日をつくる会のアドバイザーを務める。趣味はウォーキングで、朝の6キロの散歩は日課でもある。

一どんな活動をしていますか?

『北仙道の明日をつくる会』やったら、アドバイザーの立場で活動しとるけぇ。『明日をつくる会』には、つながり部会と定住促進部会と課題解決部会の3つの部会があるじゃろ、それぞれで活動しとる地区住民がいるけぇな、私は地域活動へのヒントを与えるというような立場で携わっとるよ。地区のお年寄りが顔を合わせられるような機会を手助けしとる。子供が来る活動の時は、子供と一緒にやるけぇ、なかなか楽しいよ。世話好きじゃけぇな、地区の人のできるだけのお手伝いを続けとる。

一はじめたきっかけはなんですか?

まずはね、地域活性化やね。シマネスクくにびき学園で地域での生きがいを教わっていたというのもあったけぇ、地域の世話役というのもね、ええかもしれんと思って始めたよ。世話好きだったのはね、建築会社務めの時に、職長の役割もしよったけぇ、後輩の面倒をみることが多かったのが最初やね。北仙道は人口が500人で高齢化率も約45%という土地で、生活する中では助け合うのが大事なところじゃけぇ、長年住んできた恩返しということでも、地域の活動をしとるよ。
それに元々、20歳頃から人と人との付き合いを前向きに楽しんどった。5~6人で一晩にお酒の1升や2升は飲んで帰りよったもんです(笑)

  • 中央、奥田さん。

  • 下段右端、奥田さん。

一一番大切にしていることはなんですか?

大切にしとるのは、笑顔で話し合うことやね。地区内には一人暮らしの老人も多いけぇ、つながり意識の保持のためにも、地域活動への積極的な参加を促しとる。その時に、笑顔で声掛けするのが重要じゃね。地域外の人が入るときには最初の出会いを大切にしとるよ。じっくり笑顔で話して、段々と輪を広げていくようにしとる。若い世代の人が活動をしている時には、焦らずに長い目で見とる。あんまり出しゃばりすぎちゃダメじゃろけ。あとねぇ、交流を楽しむことも大事やね。

一今後の目標を教えてください

地域の中で課題や要望があった時に、その解決のお手伝いをする、それを続けていくのが第一じゃろ。北仙道地区の中では、顔見知りの住民も多いけぇ、声を掛け合って地域活動を一緒にやらんといかん。店が少ないけぇ、買い物に苦労しとる高齢者の方は多いじゃろぉ、そのような方のための支援も続けていきたいね。
その中で、自治会や地区行事を今後も長く残していくことを考えると、人が少ないのは解決せんといかん問題やね。何とか若い世代の人が、1人でも2人でも北仙道に入ってくれて、一緒に活動をしてくれたら嬉しいけぇ。子育て世代の親御さんたちも、もう少し積極的に活動やってくれたら助かるけぇな。地域の活動を維持しよる若者が増えたら、私はそれを見守るよ。

編集後記

2018.12.02 松下 俊(まつした しゅん)21歳
温厚な笑顔の下、穏やかな語り口で伝えられたのは、北仙道地区への確かな愛でした。「北仙道を見守る大お父さん」。その根底にあるのは、地域の人を少しでもお手伝いしつつ見守りたいという、北仙道を想う優しい心。奥田さんのような、地域を知り支え見守る大人が増えていけば、益田の北仙道地区は、ますます柔らかく素敵な場所になる、そんなことを強く感じました。

-コーディネーター紹介-

島根県

だいがくせいらいたー

大学生ライター