一どんな活動をしていますか?
今は美濃地屋敷(2018年3月に国の有形文化財に登録)の管理や老人サロン『きばらしの家・三の滝』の運営補助、公民館事業など色々やってて、結構忙しいです。農業をもっとやりたいけど全然集中出来ないほど充実した日々(笑)ただ、民泊「三四四(みよし)」をやってる三好先生に教えてもらって、趣味の範囲で試しにキャベツを作ってみたら、凄いみんなに好評だったね。
あとはクロモジっていう木を使って、茶菓子を食べる時などに使われる爪楊枝も作ってて、美濃地屋敷の精進料理でも使ってもらってる。
金魚やメダカを育てるのも好き。これなんかまだ趣味だけど、少し工夫を加えたら商売に出来るかもしれないね(笑)
一はじめたきっかけはなんですか?
退職する前ぐらいから親の介護で名古屋と匹見を行ったり来たりしてました。なかなか自分の体力的にも無理があるから、やっぱり生まれ育った匹見に身を置こうと決意しました。匹見には山も川もあるし、少し下れば海もあるじゃないですか。
実は名古屋にいた頃もマンションのベランダで野菜を育てていたよ。自分の趣味は自然と戯れること。都会じゃなくて、田舎でしか出来ないことだから、このタイミングかなと思って戻ってきました。
一一番大切にしていることはなんですか?
とにかくやりたいことはやってみる。それで偶々上手くいくかも分からんし、失敗したら諦めても別に良いしね。例えば誰かがやってるのを見て面白いことがあれば、それを見てマネして色々探ってみることかな。嫌なことをやってもしょうがないから、出来そうなことから地道にやる。そうしたら偶々実を結んで収益になったりすると思うんです。
一今後の目標を教えてください
とにかくあれもこれもやりたい。今もりんごの育て方など教えてもらっていて、一番は農業をやっていきたいね。他には魚を育てるのが好きだからヤマメとかイワナの養殖もやってみたい。こないだなんか陶芸教室に行って来ました(笑)明日また取材してもらったら、新しい〝やりたい〟ことを話し出すかもしれない。もったいぶっても何も起こらないので、色んな人に教えてもらいながら、少しずつやっていきたいです。
編集後記
2018.12.02 梅田 圭太(うめた けいた) 21歳
取材期間中は、匹見地区の皆様が温かすぎて、「あれ、ここって地元だっけ」と錯覚するぐらいの安心感でした。自分も含めやりたいことが分からない方も多い世の中で、やりたいことをどんどん生み出すエネルギーを、ここ匹見から学べた気がします。益田市の皆様、本当にありがとうございました。また来ます!