クルマ屋の枠を超えて、やりたいことがたくさん!

栃木県矢板市

おおつか みちひと

大塚 理仁

自動車の新車・中古車販売を手掛ける一方で、インターネット動画配信サービスを通じて、矢板市の地域情報を発信する「やいたっぷるTV」の代表も務める。チャレンジ精神旺盛でバイタリティーあふれる人物。まだまだ、色々なことをやっていきたいとのこと。

一どんな活動をされていますか?

自動車の新車・中古車販売を行っています。2代目ではありますが、栃木県北部では一番古い中古車販売店となっています。私は工業高校を出て、自動車の専門学校に行ってと、自然とレールが敷かれていた感じが強いですね。

それと、矢板市のなかでいろいろと活動している団体同士を繋げよう、との想いからインターネット動画配信サービスにて、矢板市の地域情報を発信する「やいたっぷるTV」を立ち上げ、代表も務めています。

一今やっていることについての課題はなんですか?

ここ25年ぐらいで大きく変わったとことと言えば、自動車が壊れなくなったことです。自動車の性能がどんどん良くなってきています。また、自動車へのこだわりが強い人も少なくなってきていると感じます。

現状のお客様は昔からの人や近隣の人が多く、その状況のなかで、新たなお客様を掴んでいくことは本当に大変です。

一課題を乗り越えたらどんな可能性がありますか?/ITを使ってできそうなことはなんですか?

お客様を拡大していくには新たなコミュニティに参加し、その輪のなかから広げていく必要があると思っています。

クルマ屋として、車検や修理なども含めると1人のお客様との接点が多い環境ではあります。お客様といろいろな会話をするなかで、子どもが生まれたとか冠婚葬祭の話はよく耳にするし、最近になって増えてきたのが、高齢化になり、車の免許を返納する人が増えてきたということです。

これらの情報をもとに、新たな取り組みをつくっていけると良いと思っています。例えば、スマホでバスが来るような仕組みとか……クルマ屋としてはもうからなくなるけど。

データとしてはいろいろと手に入るだろうけど、IT化まではまだまだという感じですね。

一今後の目標はなんですか?

昔からやりたいことは多かったです。自動車関連とは別ですが、地域ネットワークの中で知り合った林業家の方と話す中で、矢板の林業を何とかしたいと思っています。

一緒にいろいろなことを企む仲間はいるのですが、実行するメンバーがなかなかいないです。だからと言って、自分達でやらずに外部の業者に頼むと地域の魅力につながらないと思っています。
少しずつでも自分達でやれるときにやることが大事だと思います。

編集後記

自動車の新車・中古車販売を手掛ける一方で、インターネット動画配信サービスを通じて、矢板市の地域情報を発信する「やいたっぷるTV」の代表も務める。チャレンジ精神旺盛でバイタリティーあふれる人物。まだまだ、色々なことをやっていきたいとのこと。

-コーディネーター紹介-

ID 栃木県矢板市

くればやし けいすけ

紅林 啓介

2000年VSNに入社。機械系の派遣エンジニアとして経験を積み、
2013年にVI(Value Chain Innovator)サービスを波及させるため、エンジニアから内勤に転身。
現在はエンジニアの育成部門に所属し、研修カリキュラムの更新や新規コンテンツの整備行っている。