一どんな活動をされていますか?
以前の話にはなりますが、連合自治会が発足した際に、立ち上げからのメンバーとして活動しておりました。
連合自治会が発足したことはすごく良かったと感じております。やはり地域の若いリーダの方が集まって、自分達の地域の事を考えて引っ張っていける環境ができるのは、非常にいいことです。
現在はかすみの里で短歌教室を開かせてもらっています。一人一人に違う感性があり、楽しく熱心に詠まれるので毎回楽しみにしております。
一今やっていることについての課題はなんですか?
やっていることの課題というわけではありませんが、美郷町全体を見た際に、町の人々が元気になるような取り組みが町の活性化には必要だと思います。
町が良くなってほしいという想いは皆さん強いので「町の活性化」の声はあがりますが、「自身達がどうしようよ」という具体的な意見は少ないのが現実です。
私自身としては、いろんな方と触れ合う機会をつくることが活性化につながると考えています。
例えば、今日○○さんと会えたから、もしくは、話しができたから「楽しかったな」、「よかったな」と思える日が増えれば、地域の活性化につながる一つの材料になるのではないかなと。そういう人との繋がりが大切です。
また美郷町が、住みたい町、帰ってきたい町になってほしいです。若い人達が一度、美郷町を離れて東京に出るのは仕方なく、むしろ後押しをしたいと思います。ただ大人になって帰ってきたいと思う環境、そういう想いがある人が多くなればなと思います。それにはやはり町民一人一人が活気ある生活を送る必要があります。
一課題を乗り越えたらどんな可能性がありますか?/ITを使ってできそうなことはなんですか?
ITとは直接イメージができませんが、やはり町の活性化につながるのではないでしょうか。
一今後の目標はなんですか?
美郷町を存続させるためにも若い人たちにはもっと積極的に、夢や希望を持って、自身だったら「こうしたい!」という意思を持って活動してほしいです。
私自身も町民の皆様が触れ合える環境づくりを考えて貢献していきたいと思っております。
編集後記
今回の取材にご協力いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
嘉戸様は教員経験もあり、過去の生徒が現在は町のキーマンになって活動されています。
時には意見をすることもあるけれど、やはり若い人の頑張りは嬉しく思っているそうです。
取材を通して、嘉戸様の美郷町に対する思い、若い方にかける思いがひしひし伝わってきました。美郷町には素晴らしいものがあるなと感じ、また嘉戸様のように精力的に活動する人が少しでも増えればいいなと思いました。