一どんな活動をされていますか?
35歳になってから地域おこし協力隊に入り、海が見える若者をターゲットにしたカフェを経営しています。併せてスナックの経営もしています。
スナックを始めたきっかけは、元々スナックを経営していたママが90歳という高齢のため経営が困難になり店を閉めようかという状況に出会ったことでした。
お店が閉まってしまうと常連客やお年寄りのコミュニケーションの場がなくなってしまうので、閉めるわけにはいかない、ということで私が手を挙げて後を継ぐ形で続けています。
一今やっていることについての課題はなんですか?
カフェの運営でお昼はそれなりにお客様が来るのですが、夜はなかなか売り上げが伸びなくて困っているんですよ。隠れ家的なダイニングカフェという形で、夜もお店を開けているのですが客数がなかなか伸びなくて……。
また、従業員を募集しても人が来ないのも課題です。仕事が無くて地元に戻ってこられない若者のために働きやすい地域づくりをして、もっと仕事を用意してあげることができればいいのですが。
一課題を乗り越えたらどんな可能性がありますか?/ITを使ってできそうなことはなんですか?
若者が働きやすい環境を作ることができれば景気も良くなってくるのではないかと思うんです。
逆に考えると競合が少ないぶん、隠れたチャンスがたくさんあると思うので、それを上手く利用すればいいんじゃないでしょうか?
一今後の目標はなんですか?
事業をもっと広げていきたいですね。カフェをもう一店舗持ちたいと思っています。
お店でアクセサリー類の販売をして、飲食店と雑貨店が合わさったお店みたいなイメージをしています。
また、近くのお店と連携をして立地の問題を解決できるような方法を検討していきたいです。
編集後記
永田さんとお会いして直ぐに思ったのは、とてもセンスがある方だということです。それは、ルックスだけでなく、カフェ運営を行われている事もあり、事業チャンスに対しての感覚が鋭く、地域だからこそ得られるチャンスがあると、永田さんもインタビューで答えて頂きましたが、そう言った感覚を行動に移す事が出来るイノベータだという事が伝わって来ました。
前職でもカフェでの仕事をされており、過去の経験で感覚が磨かれて来たのかも知れないですが、とても高いセンスとフットワークの優れた方でした。