【ハート&スマイル:高齢者さまを笑顔にっ!!】~心そして笑顔~

鹿児島県薩摩川内市

シモウスキ ミヨコ

下宇宿 美代子

ハート&スマイルの代表理事。 保健師、ケアマネージャーの資格を持つ。ハート&スマイル立ち上げ以前は、行政で保健師として長らく活躍。介護事業にとても熱い思いを持たれている。その思いが地域社会の中で誰もが生き生きとして過ごせるよう、住民の自立支援を行うことを目的にNPO法人ハート&スマイルを設立に繋がります。

一どんな活動をされていますか?

介護予防事業、自立支援を促す活動を行っています。病気になってからでは遅いので、五感を通じて、健康づくりの推進を行っています。

その支援の中で「リハビリダンス」をやっています。認知症予防が私の課題でもあったため、音楽を聴きながら、ステップを踏みながら、運動をしながらの3つの要素を、五感を使いながら運動することを大切にしています。

また、3年位前から市の委託を受けて、認知症予防や健康づくりの推進を図る活動をしています。活動としては何人かでチームを組み、2名以上で行っています。

スタッフ構成は、保健師・栄養士・介護福祉士・保育士でチームを組んでいます。栄養なども考え、料理を提供しています。対象は、65歳以上の方。教室には毎回20人弱くらいの方が参加しています。また、移動手段としてスタッフで送迎なども行っています。

一今やっていることについての課題はなんですか?

高齢者の方各々に、いかに家の外に出てもらうかが課題ですね。参加しない人にいかに活動に参加してもらうかを日々考えています。また、名前が「ミニデイサービス」なので、「デイ」という言葉に反応してしまって、拒否反応があったり……。名称を変更した方がいいのか?などの意見もあったりしますね(苦笑)。

また、市が合併したことによって、横の繋がりが弱くなってしまいました。合併前は保健師同士で意見・情報交換なども頻繁に行えていたのですが、合併後は組織が「縦割り」になってしまい、別々となってしまっています。

例えば、健康や保健に関しては「市民健康課」(64歳未満対象)。介護は「高齢・介護福祉課」(65歳以上)となり、別々となってしまっている。守秘義務の壁の高さもあり、保健師同士の繋がりが難しくなっているのです。コーディネートする保健師がいれば、もっと情報も入ってくるのはないかと思っています。

行政では各大学との連携をまとめている課はあるのですが、活かせていないように感じます。また、目の前の作業に対してのデータ化はしているのですが、各自治体でのデータ活用はまだしていないですね。話も出ません。

一課題を乗り越えたらどんな可能性がありますか?/ITを使ってできそうなことはなんですか?

地域(大学)との連携が叶うことによって多世代との交流ができて、外出することの目的・楽しさを感じられるのではないかと思います。コミュニティセンターは光通信が入っているので、スマホ教室みたいなものを開催し、遠くにいる孫との繋がりを持てたり、教える人が大学生になることによって、色んな交流が活性化されたりするのではないかと。

行政や各自治体が管理している個々のデータが繋がることによって、全体のデータを活用し、お互いに抱えている問題が結果的に一緒の課題であったりもするので、それらデータの活用がしっかりと叶うことができたらいいと思います。

また、市民健康課と介護医療での横の連携が叶い、それらのデータを活用し、費用対効果が示せれば、もっといいシステムになるんじゃないかと。

一今後の目標はなんですか?

横の連携がしっかりと繋がり、これまでのデータやノウハウを蓄積し、活用していきたいです。いろんな所で介護予防事業をできたらいいなと、考えています。

認知症予防に関しては、1年ずつ広げていく活動を継続して、コミュニティが広がり、外に出てもらう楽しさを感じてもらいたいです。

編集後記

インタビューの中で今回私がとても印象に残った言葉(思い)がありました。それは、「スタッフの方のやりがいは何ですか?」と質問をしたときに、「ありがとう!の感謝の言葉を聞けることですね!」と仰られたことでした。まさしくそこが原点であり、その言葉があるからこそどんなに大変なことがあっても、前を見ていけるのだと熱い思いを感じました。そこに自分らがどれだけ関われるか、課題を解決へと繋げていけるのかをしっかりと考え、改めて進めていきたいと思いました。

-コーディネーター紹介-

ID

うえさわ せつこ

上澤 節子

VSN入社、勤続20年目になります。プライベートは、娘・息子、2人の子どもを持つシングルマザーです。「周りの人を笑顔に!」をモットーに、毎日楽しくがんばっています!
今回参加した事由は、自分の生まれ育った地域である「大谷」も町おこし・地域活性に向けてがんばっており、身近に起きている地方創生を見てきて、自分もぜひこの地方創生活動に関わり合いたいと強く思い、本活動に参加しました。