一どんな活動をしていますか?
ふるさと支援センターTAKIBIで集落指導員として活動しています。様々な活動をしていますが、TAKIBIで運営しているシェアキッチン、シェアオフィスの事務作業を担当しています。
最近では、協力隊のメンバーと一緒にハロウィンイベントを開催しました。ハロウィンイベントでは、子どもたちを呼んで遊んでもらうと同時に、お父さん、お母さんにもこのTAKIBIという場所を知ってもらうという目的もありました。
今後の高齢化社会を見据えた、身近な地域での助け合いの仕組み作りの情報交換の場、第2層協議体の話し合いにも毎月参加しています。
一今やっていることについての課題はなんですか?
何か新しい企画を起こしても、実行する人員がいないことが大きな課題だと思っています。特に若い世代である、20代以下の台頭が必要だと感じています。今年に関しては、企画していた様々な活動も新型コロナウイルスの影響で、10月まで停滞していました。
一課題を乗り越えたらどんな可能性がありますか?/ITを使ってできそうなことはなんですか?
20代や学生に動きが出てきたら、矢板はもっと活性化すると思っています。TAKIBIという場所があることで矢板市の若手、といっても30代、40代を中心にですが、自分たちが楽しんで矢板の人たちも楽しんでもらうという活動も始まっていますが、もっと若い世代を巻き込んでいくと大きな活動になっていくのだと思います。
VRを使うのは面白いかもしれないですね。松尾芭蕉が歩いた道などを疑似体験できる仕組みがあると、矢板市の広告としてよさそうです。
一今後の目標を教えてください
シェアオフィスを学生の自習にも使ってくださいというアピールもして、高校生、大学生も遊びにくるついでに関わる人を増やし、巻き込んでいこうと考えています。
TAKIBIで10月に行われたハロウィンイベントに来ていた子どもたちの中に、不登校の子も参加していました。
不登校とは言っても、学校以外のイベントには参加してくれるし、年齢層の違う相手とはコミュニケーションも取っている姿をみて、TAKIBIを不登校の子にとっての居場所として、選択肢の一つとして提供してみたいという想いがあります。
編集後記
控えめで、優しそうな方ですが、矢板を盛り上げていくことを目標に、課題と考えている若い世代の取込みも積極的に行っている方でした。
子どもたちへも目を向け、支援の輪を広げる活動も検討しているとのことで、実現に向けて協力出来ることが無いか、今後も連係させていただきたいと感じました。