映像の力で矢板市に活気を!!

栃木県矢板市

わたなべ けいた

渡辺 惠太

栃木県大田原市出身。 2017年に法政大学に入学し、経済学部国際経済学科で海外から多くのことを学んでいる。 2020年4月より、矢板市の地域おこし協力隊としてTAKIBIのメンバーになり、映像を通して矢板市を盛り上げていくような活動をしています。

一どんな活動をしていますか?

栃木県矢板市の地域おこし協力隊のTAKIBIのメンバーとして活動をしています。

活動内容は、主に映像の制作をして市を盛り上げるような活動をしています。例えば、林業を活性化させるための動画作りや観光PR、栃木県矢板市の企業PRをしています。また、今年は新型コロナの影響もあり、矢板市の教育現場でタブレット配布の際には、Wi-fi接続の説明動画なども作成しました。


元々は矢板市の隣にある大田原市の出身で、現在は東京にある法政大学に通っています。大学の専門は国際経済で、当初は海外で働こうと考えていました。大学生活を送る中で、東京の人混みが苦手であることや栃木のお米や空気が美味しいことなどに気づき、改めて地元の良さに気づくことができました。
そんな中、地元に帰省した際にTAKIBIの元センター長の高橋さんから声をかけていただき、矢板市を盛り上げる活動にとても興味を感じたので参加していくことになりました。

大学在籍時に旅行やゼミの一貫で、海外に行くことが多かったのですが、そこで学んだ事を生かして、矢板市の地域活性に繋げていけるように活動していきたいと考えています。

一今やっていることについての課題はなんですか?

矢板市の人達と仲良くなっていく中で、気さくに話しかけられる若い世代の絶対数が少ないことが課題になっていると感じています。そのおかげで、40代、50代の方とは、すぐ仲良くなれるメリットもありますが、人材不足は感じていて、同世代の人がもっと増えたら可能性が広がると考えています。

また、市外からのお客さんが矢板市を知る機会が少なく、矢板市の魅力を伝えられていないことが原因かなとも感じています。

あとは、活動していくなかで世代間ギャップとかは活動していく中で課題になっています。私が知っている常識と年配の方の常識が、かけ離れているので話が合わなく
オンライン会議などもイチから教えるのは大変で、飲み込むスピードも違うのが現状です。

一課題を乗り越えたらどんな可能性がありますか?/ITを使ってできそうなことはなんですか?

矢板市の年配の方から若者まで、オンラインで繋がれればいいですね。
例えば、ITリテラシーの高い人からどんどん学べるような場所を作って皆、繋がれるようにしていくと住民の方もどんどん活用していけるかと思います。

その中で、若い世代から年配の方まで新しい繋がりを増やしたり、映像を流したり見ていただく機会を増やすことで矢板市のより良い一面を住民の方に気づいてもらえるかなと感じています。
そんな中で、”住んでいて楽しいと思える街”にしていきたいです。

一今後の目標を教えてください

まずは、矢板市に住んでいる人が”住んでいて楽しいと思える街”になるようにしたいと考えています。
地元の人が楽しんでいる地域づくりができていれば、外から来たお客さんも矢板市の良さや魅力に気づいてもらえると思っています。
そのために、映像やオンラインでの繋がりを使って多くの人を繋げていき、矢板市を盛り上げていきたいです。

編集後記

渡辺さんとの会話から、海外で過ごした経験や地元での生活などと比べても、矢板市には人を引きつける魅力があるのだと感じました。
矢板市は、ホタルがいるくらい綺麗な川や山などの自然があり、名産にもなっている美味しい果物や野菜があるので、映像やメディアで発信されることを楽しみにしています。

-コーディネーター紹介-

ID 栃木県矢板市

なりた ひろつぐ

成田 広貢

2019年4月に株式会社VSNに入社。
2020年4月からVSN独自の現場派遣エンジニアによるコンサルティングサービス「バリューチェーン・イノベーター」について、より知識と可能性を普及したいと考え、地方の課題解決に活かした本活動に参画。