皆の大好物「餅」で町を元気に!

長野県箕輪町

チイキセンタイ モチレンジャー

地域戦隊 餅レンジャー

イベントを餅つきで盛り上げる正義の味方!その正体は地元商工会青年部や、行政職員の有志メンバー。 その時々でレンジャーに扮するメンバーは代わり、絶賛隊員募集中!君もヒーローになれるぞ! (今回は餅レンジャー総帥(黒マスク)にお話しをうかがいました。)

一どんな活動をしていますか?

餅を通して、町を元気にしていくことが目標。
地域のお祭りやイベント会場に現れ、杵と臼で餅をついて振る舞う。。
イベントを盛り上げるお手伝いをしています。

この地域でも、家庭で餅をつくことは少なっているんですが、
会場で餅をついていると…
「おい、ちょっと俺にかしてみな!」
といって杵を手に取るベテランのお父さん。
「うちのこにも、つかせてもらってもいいですか?」と
声をかけてくれる小さいお子さんを連れた母さん。

餅をつくと、こどもから大人まで皆が笑顔になる。
そんなリアクションをみられるのが、素直にうれしいですね。

当初は餅をついたことがなかったメンバーも、すっかり餅つき名人に餅まるめ名人になりましたね。

一はじめたきっかけはなんですか?

町の特産品を考えていた時、町に餅好きな人が多いことを発見しました。

地域の直売所やイベントでいろいろな食べ物を売っていた時があったんですが、
一番売れたのが、餅だったんですよ!意外でしょ??

そして白米に対し、しっかりとした流通価格がつくのがもち米。
もち米を栽培してもらい、地域で流通させることで
農家さんの所得をあげてもらうことができます。

餅に注目して、何かインパクトのある活動をと考え、誕生したのが餅レンジャーです。

  • 皆でついたお餅を手際よく丸め、ふるまい餅に。

  • 決めポーズもあります。アルティメット餅バズーカー!!

一一番大切にしていることはなんですか?

僕たちはあくまでも、イベントや地域の盛り上げ役。
きっかけを作る立場ですね。

そしてそこに関わる人、餅を一緒につく子供たちや食べてくれる
皆を笑顔するのが僕たちです。

一今後の目標を教えてください

餅つきから派生して、もち米の栽培や、もち米を使ったお土産のお菓子作り。
色々な活動の展開が考えられます。

でも一番の目標は、町の皆がおんなじ方向をむくこと。

民間と行政の有志が手をいっしょに何かを始めたこの餅レンジャーは、
うちの町ではちょっと活気的じゃないかな。
今後も、色々な人たち、特に若い人たちをまきこんでいけたらなと思います。

アピールポイント

「餅」を切り口に地域を元気に!今年はメンバーの田んぼでもち米の栽培も試験してみた。

-コーディネーター紹介-

行政、民間の垣根を越え、楽しいお兄さんたちの集まった餅レンジャーたち。 もち米に注目したストーリーも素晴らしいです。私も餅が大好き!今後もぜひ活動を続けていってもらいたいです。

ID124 長野県箕輪町

せきぐちゆうこ

関口悠子

千葉県出身 1984年生まれ  アウトドアメーカー勤務、ニュージーランドでのワーキングホリデーを経て、 2014年から地域おこし協力隊として箕輪町へ移住。 3年間の任期の前半は、農産物直売所に出入りし、 農家さんをまわったり、漬物などの信州の伝統的な食文化にはまる。 後半は移住定住や町の広報番組作りを担当し、大根ぶりを発揮中。 週末は有志の皆さんと、伊那谷 Open Cafe Project に参加したり、 地元の皆さんに地元を楽しんでもらうイベントの運営に関わったり、 放棄地だった畑をかりて、野菜を作ったり…。 毎日あわただしく過ごしておりますが、 大好きな「伊那谷」の風景とともに、楽しい田舎暮らしを満喫しています!