一どんな活動をしていますか?
お家を建てています。 お家は無意識に積み重ねる環境なので子供たちの 健康を一番に考えて素材選びをしてつくる健康住宅を推奨しています。 小さい会社なので、 お客様との出会いから引き渡しまですべてのサポートをしています。
一はじめたきっかけはなんですか?
昔からインテリア、建築、デザインにはなんとなく興味がありましたが、 仕事にするとは考えていませんでした。 学生時代は経営学を学んでいて、 プロジェクトの立ち上げから実行まで行う実践的なゼミに所属していました。 当時は商社マンになりたかったんです。 とにかく大手志向で名前の聞いたことのある企業しか受けていませんでした。 行きたかった会社から内定をもらうことができたのですが、 諸事情により故郷を離れることができずに辞退。 そこで少しスイッチが切れてしまい、どうしようかと考えていた時に姉から 「なんだかおもしろそうな会社があるよ!」 とIKIYA-SOOBOUというお家づくりの会社を紹介されました。 ホームページを見てみると本当におもしろそうで。 採用情報が載っていなかったので電話して問い合わせてみると 「中途採用しか行っていません。」と言われてしまいました。 「そこを何とかお願いします!」と粘っているうちに 「では履歴書を送ってください。」と言ってくださって。 そこから二度の面接を経て内定をいただき、お家づくりの業界に入りました。 その後、1年間みっちり働き家族が経営している前迫建設へ入社しました。 学生時代に就職活動をしていたときには前迫建設で働くことなんて想像もしていませんでした。 むしろ少しバカにしている自分がいました。 当時は、とにかく大手志向でしたので。 しかし内定を辞退したあたりから、 「必ずしも大きな会社がいいわけではないのだな。」と思うようになりました。 アルバイト先で身近な地元企業の社長さんたちと接することが多く、 熱い想いを話している場面を何度か見ていました。 IKIYA-SOOBOUに入社して、よりそのような人たちと接する機会が増え、 小さいなら小さいなりに人の思いが反映されると思い、 それが面白いと感じるようになりました。 そこからどんどん地元志向に。 IKIYA-SOOBOUで学べることもまだたくさんあったのですが、 家業も忙しそうだったこともあり、頭を下げて前迫建設に入社。 現在は4年目になります。
一一番大切にしていることはなんですか?
会社として大切にしていることは、 本物の素材にこだわり、子どもたちが安心して暮らせる本物の健康住宅をつくることです。 建材にはこだわり、なるべく化学物質を使用していないものを選んでいます。 先代から続く知識とキャリア。 そして現代の画期的なデザインや機能性を重視しながらも、 昔から伝わる伝統技術を守り、 常にお客様の健康を最優先した工法・素材を選び 「引っ越し後も健康」な家づくりをしています。 それに加えて自分の中で大切にしていることは、 ある人に教わった 「Soil(土),Soul(心),Society(社会)」 という言葉。 「その土地でしかできないこと、 その人(心)にしかできないこと、 その社会でしかできないことを考えてみる」 というような意味で捉えているのですけど、これを意識すると、 地元のことも地元の人のこともよく見るようになり、 自分には何ができるのか考えるようになり、 結果的にそこにしかないものが生まれ、魅力となる。 このことを常に意識しながら仕事をし、 前迫建設と他の工務店との差別化を図っています。
一今後の目標を教えてください
地元に雇用を生むことです。 都会で働いている友人は 「地元には戻りたいけど給料が安いし仕事もないから 都会で働いて家族を養うという選択になる。」と話します。 実際、自分もそう思っていました。 学生時代の就職活動のときは大手志向だったので、地元企業は目にもとめませんでした。 今になって考えるとそれは違ったなと。 人が来ないのは魅力がないからであって、 小さい会社でも魅力があれば人は来ます。 魅力的にみせるのは簡単なことではないけれど、 実践している人はたくさんいるので頑張ります。
アピールポイント
『リビング中心の吹き抜けのあるお家』 「漆喰は8件先までその白さがわかる」と昔の人が残していますが、その言葉を象徴するかのようなお宅。外壁も内壁も白の漆喰仕上げ、凛としたお家になりました。内装はこだわりの健康素材を使用し住む人にやさしい仕上がりになっています。 リビング中心の生活実現のために収納を多く設けました。その中でも床下収納を10帖ほどとって、収納力としては申し分ないスペースが確保できました。その上は中二階の子供部屋になっていて階段にあこがれる子どもたちにとっても喜んでもらえる空間となりました。
-コーディネーター紹介-
情熱をもって仕事をしている昭平さん。 その姿はとてもキラキラして見えました。 話を聞いているうちに僕もモチベーションがあがっていきました。 途中からほとんど僕の相談ごとになってしまい申し訳ありません(笑) 今後ともよろしくお願いいたします! ありがとうございました!