一どんな活動をしていますか?
日が昇るか昇らないかの早朝から始まる酪農作業。家族で夕方まで牛の世話をする。 少しでも豊浦町新富を知ってもらい、将来酪農に携わってもらえたら嬉しいという想いから、修学旅行生の民泊体験を受け入れ、楽しさ厳しさを伝えている。
一はじめたきっかけはなんですか?
以前この場所で酪農をしていた方が辞めるという話を、農業高校時代の同級生から聞く。そして酪農家の道を勧められ、スタート。
一一番大切にしていることはなんですか?
これしなきゃならない、あれしなきゃならないというのはない。人は変わるもの。変わって当たり前。だからものごとを考え過ぎない。それでも長く続けるのは大変な事だから、壁にぶつかった時には他の方法を試してみる。違ったと思う事もあるけど、やってみて得られるものがあるから挑戦し続けられる。
一今後の目標を教えてください
色んな事を考えてもしょうがない。考える時間がもったいないから。人間は常に変わるモノだと思うから、やりたい事は常に変わる。だからその時にやりたい事をやる。生活が出来ればそれで良い。それが、奥澤流の自由。
アピールポイント
遊びは断った事がないという程に、人も動物も大切にするから人からも愛される。そんな奥澤さんの牛乳は農協からの信頼も厚く、品質検査もパーフェクトだと獣医さんからお墨付き。 民泊体験を協力して運営する田仲さんも、奥澤さんを"親分"と慕う。 そして民泊体験に来た女子生徒に、よくモテる。 温かい人柄は自然と伝わっている事を感じさせる。
-コーディネーター紹介-
"行き当たりばったり"と奥澤さんは語りますが、動物や家族、人への愛が止まらない優しさを持った方。 もっと力を抜いて生きていいんだ!と教えてくれる方。 一度しかない人生、やってみてだめなら変わればいい。だからやってみる。それでいい。 そうやって奥澤流に試行錯誤と挑戦を繰り返してきたからこそ周囲からの信頼と安心して飲める牛乳を作り続けられるのだと確信しました。 人との巡り合わせが大切という奥澤さんは、どんな初対面の人にでも気さく。その姿からは温かさを感じずにはいられません。