一どんな活動をしていますか?
無農薬・無化学肥料で野菜、米の栽培をしています。
出荷先は個人のお客さんやレストラン、直売所かな。
でも純粋な自然栽培と違って、うちはトラクターも使うし、肥料もしっかり使う。
美味しくて、健全な野菜を育てて、お客さんに食べてもらうことがモットーです。
一はじめたきっかけはなんですか?
もともとは普通のサラリーマン。
特にこれをやりたい!というわけで、会社に入ったわけではなく、お金を稼ぐために働いていました。
そんな時、ちょうどその頃有名になりだした有機農業の本を読み、
パーマカルチャーや持続的な農業というものに憧れを持つようになりました。
家庭菜園で自分も無農薬で野菜をつくったり、色々な地域のイベントに参加する内に、
30歳の時、「このまま会社員をやっていていいのかな?」と思い、
無鉄砲にも就農を決意しました。
その後、埼玉県の小川町の農家さんで1年しっかり研修させてもらいました。
とても楽しかったですよ!
そのままそこで就農することもできたのですが、
町がだんだん開けてきた場所でもあったので、
より環境がよいところで農業をしたいという想いがありました。
研修先の卒業生が、この箕輪町と同じ上伊那地域にいたのが
こちらにきたきっかけですね。
その先輩の素晴らしい畑やおいしい野菜、
そしてこの地域の景色のよさに惹かれました。
一一番大切にしていることはなんですか?
自分の野菜を食べてくれた人の感想をきいたり、
「美味しかった」といってくれると素直にうれしいですね。
そして自分の野菜が、その人とのコラボでまったく違ったものになる瞬間、
っていうのがあるんですよね。。
レストランのシェフが、自分の野菜をつかった料理の写真を送ってくれたり、
お店で食べさせてくれたり。
あと今年は、地元の地域おこし協力隊で料理上手な方がいて、
イベントでランチを作ってくれたり。
そういうものをみられるがたまらなく楽しいですね
一今後の目標を教えてください
来年はやはり加工品に挑戦したいですね。
すぐにではないですが委託ではなく、自分のところで加工所を持つのが目標です。
アピールポイント
無農薬・無化学肥料の美味しくて、健全な野菜がうちのモットー
-コーディネーター紹介-
野菜栽培の農的な部分とともに、自然との共生や環境の循環を常に意識されている杉浦さん。 生き物観察会や味噌作りでのお話しの深さに、考えにハッとさせられます。 畑のある上古田地区は箕輪町でも絶景ポイントが多い場所。 景色を見ながら、野菜や環境のお話しをうかがうのがいつも楽しみです。