一どんな活動をしていますか?
南箕輪村唯一の観光拠点、信州大芝高原味工房を中心に活動を行っております。南箕輪村には二人の地域おこし協力隊が活動しており、一人はプロモーション部として南箕輪村のPR活動や物販イベントの参加、そして直売所運営をしており、私は商品開発部として食品の加工や新商品の開発を行っております。 今は長野県上伊那郡8市町村でも取り組んでいる『ガレット(そば粉のクレープ)』を通じ、信州大芝高原味工房を盛り上げ中です!
一はじめたきっかけはなんですか?
東京から南箕輪村に移り住んだとき、なんかフランス北西部の田園風景と似ているなと感じました。さらに伊那谷はそばも有名で、信州そば発祥の地という伝説もあるとか?!(笑) そんなことを思っているうちに頭の中でほんのり『ガレット』というワードが浮かんできました。東京ではメディアの影響によりガレットという存在がどんどん明るみになり、多くの方に認知されるようになりました。そんなガレットを南箕輪村でも提供できないかなぁと考えたのがはじめのきっかけです。 そんな中、上伊那観光協会が主導になって始まった『旅づくり塾』。長野県内においても消費者がお金を落としていかない地域として有名な上伊那に新たな名物を!ということで、上伊那郡で『信州伊那谷ガレット協議会』が発足し、ガレットを上伊那地名産にしていこうという動きが始まりました。 さらには、南箕輪村で行われた『ご当地メニューグランプリ』で金賞を取ったのもガレットだったということもあり、上伊那地域でもガレットへの意識が高まっているなと感じ、これはガレットで村を盛り上げていくしかないなと思いました。
一一番大切にしていることはなんですか?
私が活動拠点とする信州大芝高原味工房では、縁あってガレットの名店『ル ブルターニュ』と業務提携を組むことになりました。やはり名店ということもあり、そのブランドというものは絶対です。私も実際に東京は神楽坂の本店に行き、修行をしてきました。朝9時から夕方6時まで、毎日200~300枚は焼いていたんじゃないかな?250℃近い専用フライパンを目の前に、汗だく、やけど痕をつけながら、必死こいて厳しい修行を耐えてきました。その修行を経てガレット職人である『クレーピエ』という称号を手に入れました。現在は本店から機材を取り寄せ、オープンキッチンで改装した味工房内の食堂でブランドイメージを大切しながら焼いております。 そして本場のシェフも認めた南箕輪村の自慢の食材を使ったガレットを提供してます。これは本店でも味わうことはできません。そのおかげもあって、南箕輪村のガレットファンも徐々に獲得していっているように思います。
一今後の目標を教えてください
今後は野菜の卸し関係を充実させていきたいです。本店の『ル ブルターニュ』側からも「是非、南箕輪村の野菜を使いたい」というお言葉まで戴いております。しかも、国内に10店舗近くの直営・FC店を経営するお店ですから、多くの需要が見込めます。これはチャンスですよ!さらに追い風として、信州大芝高原内に新たな直売所を設立することが決定しました。そこを取り仕切る、内山(同地域おこし協力隊)と野菜の卸しを通じて、大都市圏の方々に村の食材をPRしていきたいと思います。
アピールポイント
店員も絶賛するオススメガレット『スモークサーモンとほうれん草のガレット』。スモークサーモンは世界的にも評価が高いスコットランド産を使用。そのサーモンに合わせるほうれん草は南箕輪村産。特別栽培で作られているため、味がしっかりとしてます。 Facebookにてガレット記事を更新中♪ ↓味工房×LeBretagne↓ https://www.facebook.com/lebretagne.ajikobo/
-コーディネーター紹介-
私の同僚であり、人生の先輩でもある楠さん。東京時代には会社を経営していたこともあり、その思考力、行動力には毎回驚かされます。今回の『ル ブルターニュ』との業務提携話しも、たった3か月のあいだにこぎつけました。その行動力、同じ南箕輪村の地域おこし協力隊として見習わなきゃ!!今後とも、パートナーとして宜しくお願いしますネ!