人情溢れる瀬戸合狭の女将さん

栃木県日光市栗山

カジワラ キヌヨ

梶原 キヌヨ

もともと湯西川出身。結婚後、川俣地域に嫁がれ見晴茶屋を営んでいる。

一どんな活動をしていますか?

瀬戸合見晴茶屋を営んでいます。定休日は水曜日、但し紅葉シーズンは無休で営業しています。(冬期休業期間11月~4月中旬)そこは道23号線の旧道沿いにあり、駐車場からは瀬戸合峡渡らっしゃい吊橋を見下ろすことができます。ドライブや温泉目的の観光客の人たちが休憩をしに訪れることが多いと聞きました。秋の紅葉シーズンが1番の見どころで栃木県の観光百選に選ばれています。そのため秋の時期は多くの観光客でにぎわいます。1階のお土産コーナーでは鹿の燻製やサンショウウオの燻製焼酎なとが人気です。2階の食堂では「きのこすいとん」など瀬戸合狭を見ながら食事をすることができます。(人手が足りなくて食堂をやることができないため秋の時期以外不定期営業)外では鹿や熊、キジなど普段食べることのない珍しい串焼きを食べることができます。 お店が休みの日は婦人会や老人会に参加し、この地区の缶や枯れ葉のゴミ集めをしています。また公民館で輪投げやゴルフなど地域の人々と仲を深め合っているそうです。ほかのお店が人手不足などで困っているときは地域の人々と協力し、支え合いながらお店をやっています。(川俣カフェなど)

一はじめたきっかけはなんですか?

親が共同で林木屋をやっていたが、林木屋だけでは足りず茶屋と旅館を始めました。

一一番大切にしていることはなんですか?

1.やりがい  いろいろな人との出会いの中で多くの話ができることがこの茶屋を続けられる理由の一つ。また、ヒット商品を常に考えることが茶屋の人気に繋がっています。 2.こだわり なるべくお客様が気持ちよく帰ってもらえるようにできるがけ話しかけるように心がけています。実際にこの茶屋に行ってみて感じたことは時間がゆっくり流れている印象を受けました。 3.大切にしていること お茶飲み会の機会を作ることで地域を知り、その人の気持ちを知ることができます。地元の人たちの助け合いがあって茶屋が成り立っているのでその人たちとの交流を大切にしています。

一今後の目標を教えてください

本音を言うとお店を継いでほしいです。しかし、そう言いつつ密かに新メニュでダムカレーを作ってみたいそうで、アイデアを考え中だそうです。(いいアイデアがあれば募集中)

アピールポイント

-コーディネーター紹介-

実際にインタビューをさせていただいて、人情あふれるやさしい方でした。見晴茶屋では、その名前の通り見晴らしがよく、瀬戸合峡をゆっくり眺めることができました。また、鹿やキジなど普段食べることのできない肉をいただき、とても貴重な体験になりました。今回訪れた時は、二階の食堂が営業していなかったため、キヌヨさんのおすすめが食べれなくて残念でした。

ID176 埼玉県

りっしょうだいがく

立正大学 地球環境科学部

2017年度 栗山ブランド製作チーム