皮はフワッと香ばしく、中にはずっしりと餡が詰まっている『桜川謡曲もなか』

岩瀬

いしかわ けいいち

石川 恵一

和洋菓子工房 一真堂の3代目店主

一どんな活動をしていますか?

当店は、謡曲「桜川」発祥の地にちなみ名付けました『桜川謡曲もなか』をはじめ、様々な和洋菓子を取り扱っております。


一はじめたきっかけはなんですか?

昭和2年に祖父がパン屋を創業しました。
平成9年から現在の場所に移転をして、種類豊富な和洋菓子の製造・販売をするようになりました。

私はこの店の3代目で、専門学校でお菓子作りを学んだ後に、横浜や川崎の洋菓子専門店で6年間働き経験を積んでから、一真堂をはじめました。

  • 当店は、JR水戸線岩瀬駅から徒歩で約10分の所にあります。

    住所:茨城県桜川市明日香1-22-1
    ご連絡先:TEL:0296-75-2120
    営業時間:午前8:30~午後7:00
    休業日:毎週火曜日

  • 『桜川謡曲もなか』は、地下100メートルの井戸から汲み上げた、ミネラル豊富な名水を使用しています。

一一番大切にしていることはなんですか?

もなかの原料なんていうのは、皮とあんこしかないですよね?なので、細工のしようがないんです。

『桜川謡曲もなか』がシンプルな原料だからこそ、素材にはとてもこだわっていますよ。

まずは、もなかの皮です。とても手間のかかる仕事なので、最近は餅粉といって、粉にしたものを使っているところが多いですが、一真堂では専門業者さんに、餅米100%を原料に餅を作るところからはじめてもらっています。

さらに、餡に使う小豆は、北海道産の特級品エリモ小豆を使用しています。同じ北海道産の小豆でも等級によって、できあがりがかなり変わってくるので、一番良い物を使っています。

『桜川謡曲もなか』以外の商品でも、当店で餡に使っている小豆は、北海道十勝産の特級品です。
中でも、もなかの餡に最適といわれる「エリモ小豆」のみを使用しています。

-コーディネーター紹介-

D: 桜川市

はぎわら りく

萩原陸

2019年3月に武蔵野美術大学を卒業。
4月から桜川市の地域おこし協力隊として移住。