一どんな活動をしていますか?
当店は、謡曲「桜川」発祥の地にちなみ名付けました『桜川謡曲もなか』をはじめ、様々な和洋菓子を取り扱っております。
一はじめたきっかけはなんですか?
昭和2年に祖父がパン屋を創業しました。
平成9年から現在の場所に移転をして、種類豊富な和洋菓子の製造・販売をするようになりました。
私はこの店の3代目で、専門学校でお菓子作りを学んだ後に、横浜や川崎の洋菓子専門店で6年間働き経験を積んでから、一真堂をはじめました。
一一番大切にしていることはなんですか?
もなかの原料なんていうのは、皮とあんこしかないですよね?なので、細工のしようがないんです。
『桜川謡曲もなか』がシンプルな原料だからこそ、素材にはとてもこだわっていますよ。
まずは、もなかの皮です。とても手間のかかる仕事なので、最近は餅粉といって、粉にしたものを使っているところが多いですが、一真堂では専門業者さんに、餅米100%を原料に餅を作るところからはじめてもらっています。
さらに、餡に使う小豆は、北海道産の特級品エリモ小豆を使用しています。同じ北海道産の小豆でも等級によって、できあがりがかなり変わってくるので、一番良い物を使っています。
『桜川謡曲もなか』以外の商品でも、当店で餡に使っている小豆は、北海道十勝産の特級品です。
中でも、もなかの餡に最適といわれる「エリモ小豆」のみを使用しています。